ディルドについて
ローターやバイブに比べると、どうしても影が薄くなりがちなディルド。しかしながら、それでも立派なアダルトグッズのひとつです。
今回は、そのディルドに焦点を当てて、さまざまなディルドがあることから始め、気持ちの良い使い方などを紹介していきます。
まずは、基本的な知識を確認しましょう。
ディルドとは
ディルドとは、ペニスを模した形であることがほとんどで、振動しない挿入型のおもちゃです。張型(はりがた)とも呼ばれています。
ディルドは、疑似的な男性器として、主に女性に用いられます。昔から存在するもので、素材は時代に合わせてさまざまです。
また、形なども時代に左右されており、民俗学から見ても歴史を知るヒントになりうる、ちょっとすごいおもちゃなのです。
ディルドの歴史
ディルド自体は、1000年以上前から存在しています。日本で発見されているものは、昔のものはほとんどが木製です。
使用される目的としては、自慰、処女が実際の性行為で破瓜の血を流さないようにするために挿入、慣らしなど、多岐に渡りました。
血がけがらわしいものとされていた時代、日本では、破瓜の血さえも許されなかったので、当時の女性はさぞ苦労したことだろうと思います。
現在のディルド
現代・現在のディルドは、ほとんど自慰目的一本なのではないかと思われます。
素材は木材からシリコンなどに代わり、より体に優しく、より丈夫に、よりリアルになっています。
長い歴史の末に、今は、エアポンプで空気を入れてペニス状に固める、なんてディルドも存在するので、積み重ねてきた歴史はどんなものであれ無駄にはならないのだと感じられますね。
魅力的な多様性
ディルドは、種類が多く、その分使用用途も広いです。ほぼ自慰目的一本で使用されているかとは思われますが、多様性からして、もちろんセックスのプレイに使われていることもあるでしょう。
バイブレーションやローターよりも、使い方や形などに多様性がみられるのがディルドです。
それはディルド特有の魅力であり、ディルドを語る上では、けっして欠かせない要素でもあります。
ローターとの違い
ローターはディルドとは違い、ペニスの形状をしておらず、卵のような形をしていて、振動により刺激を与えるアダルトグッズです。ディルドのように膣内に挿入して使う事もできますが、ディルドとは明らかに使用用途が異なります。
ローターは主に乳首、そしてクリトリスを刺激するのに効果的に使われます。
バイブとの違い
バイブは、ディルドと似た形状になりますが、ディルドと違う点は派手に動く機能がある事です。ディルドはペニスの形状をしたもので、電動機能が付いたものもありますが、バイブのように大きく動いたり、回転をしたりするようなものはありません。逆にバイブはアクションの幅が大きく、膣内をかき回すような振動を与えるように動き、それと同時にクリトリスを刺激するものが多く出回っています。
ディルドの種類
ディルドには、大きく分けて5つの種類が存在します。
リアル造形ディルド、非リアル造形ディルド、吸盤付きディルド、自作ディルドです。
それぞれがそれぞれの存在意義を持ち、多様なニーズに答えてきました。
それでは、詳しく見ていきましょう。
リアル造形ディルド
ペニスに忠実に作られたディルドです。リアルな造形といえば、浮き出た血管や張ったカリなどもしっかりと作りこまれている状態を指します。実際のペニスと比べても遜色ないものがほとんどです。
リアル造形ディルドは、ペニスに慣れたい女性や、アナニーでより刺激がほしい男女に好まれます。
また、リアル造形ディルドとは分けましたが、吸盤付きディルドであることも多いのが、こちらのリアル造形ディルドです。
リアルな造形に加えて、吸盤で固定することができるので、よりセックスに近い、リアルなオナニーができるのです。
非リアル造形ディルド
細長い形状ではあっても、カリのようなものが一切なかったり、かわいらしいスティック型であるのが、非リアル造形ディルドです。
非リアル造形ディルドの長所は、なんといっても、真に迫ったペニスのようなおもちゃではないため、男性経験が少ない女性にとって心理的抵抗が少ないところにあります。
男性経験が少ないとはけっして言えない筆者ですが、筆者にとっても、非リアル造形ディルドは心理的抵抗が少なく、ストレスなく楽しむことができます。稀にある、「性を連想させるリアルなものからはちょっと遠ざかりたい時期や気分」のときに、とっても重宝するのです。
非リアル造形ディルドは、心理的抵抗が少ないだけでなく、身体的な負担も少ないです。ほとんどが軟らかめに作られているからです。
かといって、必ずしも初心者ばかりが使うわけでもありません。
非リアル造形ディルドは、実は一番多くの女性にとってニーズがあるのかもしれませんね。
吸盤付きディルド
底の部分に吸盤が付いており、床や壁などに吸着させて固定し、より自由に腰を振ったり擦り付けたりして楽しむことができるディルドです。
先の「リアル造形ディルド」の項目でも触れましたが、この吸盤付きディルドは、リアル造形ディルドに多く見られることも特徴のひとつです。
もちろん、非リアル造形ディルドに、吸盤が付いていることもあります。それもあって、ふたつとは項目を分けました。
吸盤付きディルドは、手を使う必要がなくなる、というのが、最大の特徴です。
床に張り付けたり、壁に張り付けたりすれば、騎乗位やバックの姿勢でオナニーができるのです。
ディルドのすべてが吸盤付きでないことから、吸盤はすべての人に求められているわけでもないことはおわかりかと思いますが、吸盤ナシは考えられない、という層ももちろんいます。
ディルドがほしいと思った時には、吸盤の有無について、自分がどちらに区分けされるか・吸盤があったほうがいいのかどうかを考えたうえで、購入するとよいでしょう。
自作ディルド
型取りをして実際にパートナーや自分のペニスを再現したディルドを作れるキットが世界中で販売されていることからわかるとおり、ディルドを自作するという発想は当然のようにあります。
型取りディルドのほか、ハンドタオルや輪ゴムで束ねたボールペン、スティックのりや制汗スプレーなどにコンドームを被せて疑似的なディルドとして使用することも、自作ディルドのうちに入るといえるでしょう。
個人的には、型取りディルドはまだしも、ボールペンなどをディルドの代わりにするのはおすすめしません。コンドームは、ペニス以外に被せて使用することを想定していないため、ペニス以外のような形のものだと破けてしまうからです。
筆者は、実際にボールペンで代用しようとしたことがありますが、コンドームがわりと早い段階で破け、ボールペン自体の引っかかりで膣内に傷ができ、非常につらい思いをしました。幸いにも炎症は起きませんでしたが、膣炎が起こってもおかしくない事態でしたので、真似しないでください。
つらいうえに、虚無感がものすごいので、ディルドはなるべく既製品を使いましょう。そのほうが、心身のためになります。
アナル用ディルド
基本的にアナニー用として作られています。アナルでのオナニーのことをアナニーと呼びます。
アナルは男女双方開発から入ります。アナル開発用ディルドは、言わずと知れた有名どころが数多くありますが、ここでは割愛します。
前立腺や会陰をピンポイントに刺激する男性のためのアナル用ディルドのほか、かわいらしい見た目ややさしい挿入感の女性のためのアナル用ディルドも存在します。
アナル用はアナル用なので、その他の目的や穴には使わないようにしてくださいね。
ディルドでオナニーをする方法
ディルドがどんなものか、どういったものがあるのかが分かったところで、ディルドでの上手なオナニーの方法を見ていきましょう。
ディルドは、性質上どうしても、気持ちいいかどうかは使う人の腕にかかっています。ある意味上級者向きであるといえなくもありません。
それでは、ひとつひとつ取り上げていきます。
固定させてみる
初っ端から固定、というハードなものを選んでしまい申し訳ありませんが、これについてはどうしても最初に知っておいてほしいことなので、最初に置きました。
ディルドは、吸盤付きでなくても、吸盤付きならばなおさら、固定させてオナニーに使うのがメジャーです。手で動かすのがマイナーなわけではありませんが、性質上は固定が本番。
吸盤付きのものならば、最初は床などに吸盤で固定させて、上からゆっくり腰を下ろすようにして遊びます。十分に潤滑剤を使うことが肝要です。
吸盤付きのものでないディルドは、膣内などに挿入した状態での固定が、上手な遊び方でもある使い方になります。
膣内が勝手にディルドの形を捉えるように動き、快感を拾おうと体が開発されていくのです。
固定は、ディルドで上手に遊ぶ時には欠かせない、重大な要素であるのです。
挿入時はゆっくりと
女性の膣は、結構広がります。本来は出産時に赤ちゃんの通り道となる器官です。広がることが前提です。
ですが、挿入や拡張前提であるわけではありません。つまり、指でほぐしたりしなくても勝手にディルドでもペニスでも痛みなく挿入できる器官ではない、ということです。
ディルドは、今は柔らかいものから硬いものまで、実に様々です。
その硬さにかかわらず、挿入時はゆっくりと、焦らずに進めましょう。事前に膣口に指を入れ、指が三本以上入るくらいまで広げておくと、なおよいです。オナニーのときでも、前戯代わりになるので、盛り上がること間違いなしですし、自分の体を傷つけないためにも大切なワンステップになります。
焦って最初からろくに慣らさず挿入する、なんて使い方は、しなくてよいのです。というよりも、しないでください。
体を大切に労わることを第一に考えて、挿入時はゆっくり、ゆっくりと、焦らないように意識して使いましょう。
一気に奥までは入れない
思いっきりひといきに奥まで挿入してしまうことは簡単です。ですが、それは体への負担になってしまいます。
最初は、まず浅いところでストロークさせ、徐々に奥まで挿入していく方法が好ましいです。
一気に奥まで入れてしまうより、そのほうが体への負担も軽く済みます。
自分のペースで動かす
ディルドを使うときは、基本的に、挿入されている側=自分が主役だと思いましょう。
主役ならば、主役のペースで動かしていいのです。
自分のペースで、ゆっくり、焦らずに、時には焦らすように動かしてみましょう。
セックスと違い、オナニーでは主導権を自分で握れるのがディルドです。その利点を、大いに活かしてみてください。
潤滑剤を使用する
ディルドは、基本的に人体より硬いです。ペニスよりも柔軟性に欠けているので、体を傷つけてしまうことが少なくない、ということです。
そのため、ローションよりも挿入を想定して作られている潤滑剤を使用してみましょう。
潤滑剤は、その名のとおり、潤わせて滑りをよくしてくれます。ディルドに使えば、体への負担は減り、より気持ちの良いオナニーにつながります。
潤滑剤はセックスでも大いに活躍しますので、持っておいて損はありません。ローションで済ませず、区別されている潤滑剤を使いましょう。
女性が選ぶ・おすすめディルド8選
ここでは、汎用的なディルドのなかから、とりわけ優秀なものを選りすぐってご紹介します。
アナル用ディルドも最後のほうに一点だけご紹介しますが、説明不十分な部分があるかもしれません。ご容赦ください。
その代わり、膣用ディルドは、初心者の方を中心に、上級者の方でも楽しめるものを、経験も含めて選びました。ぜひぜひ、参考にしてみてくださいね。
ラフネスウェーブ
電動式ではない、かつ複雑な形をしていないため、使用後のメンテナンス(清掃や保管など)に優れている逸品です。
その名の通り、ウェーブを描くような形状は、男性器をかたどったディルドよりもいかがわしさが少なく、ディルドへの抵抗を持っている方への心的印象もよいでしょう。
波形のディルドであるため、最初は少し刺激が少ないように感じられるかもしれませんが、それは逆に言えば、初心者さんにとってやさしい、ということです。
初心者の女性はぜひ、こちらの商品から試してみてはいかがでしょうか。初心者ではない、百戦錬磨の女性にも、自信をもって勧めることができます。
ふわりん棒Mクリア
中が空洞になっている、珍しいディルドです。
ペニスを模したディルドでありながら、クリアカラーと素材による柔らかい質感が、ディルド特有の生々しさを軽減。また、ディルド特有の「先端が太くて入らない」「素材が硬くて痛い」という問題も、やわらかい素材によって解決している商品です。
クリアカラーのため、挿入したら膣内が見える、という、パートナーと使うにしても自分で使うにしても、使用用途および盛り上がりには事欠かない逸品です。
ラフネスダンプリング
最初にご紹介したラフネスシリーズのディルドです。
こちらは、某ドーナツチェーン店の定番商品のごとく、もちもちとした玉が三つ連なっており、それがなんとも言えない快感を生み出してくれる商品です。
黒々としたスティックディルド、ということで、見た目から少し敬遠してしまうかもしれませんが、素材の柔らかさや挿入のしやすさ、自分で動かせる安心感はそのままに、この形状ならではの楽しみがある商品になっています。
膣内をゴリゴリとこすられるのが好き、でもあんまり硬いと痛くてそれどころではない……という女性には、ぜひともこちらの商品を試していただきたい所存です。
武骨モン!Sサイズ ピンク
先ほどご紹介したラフネスダンプリングより、一層ごりごりとこすられるような感覚を起こすディルドです。
商品紹介でも謳っているように、カリで引っかかれるような快感が連続して起こる形になっています。
スケルトンカラーがかわいらしいのに、性能はしっかりとしており、かつ使用後のメンテナンスもらくちんです。
こちらもまたスティックタイプなので、使用時は手で動かすかたちになります。
自分の好きな速さや角度で、ゴリゴリとより一層のこすられる快感を味わってみてはいかがでしょうか。
純国産 ぷにっとりあるディルド12㎝
吸盤が付いており、壁や床に固定させて使用できるディルドです。ディルドらしいディルドですね。もちろん、手で動かすこともできます。ディルドの使用方法は無限です。
肌色のハリガタで、浮き立った血管がとてもリアルです。
しかしながら、柔らかい素材をしようしており、挿入時の負担が軽減され、初心者さんでも扱いやすい商品になっております。
固定できるディルドにありがちなのが、「固定できても硬くて挿入ができない」という問題です。こちらは、その問題を素材から解決しているので、安心、安全です。
玉袋が付いているのもリアル。よりペニスに近いディルドをお探しの方は、ぜひこちらの商品をお試しください。
White Lover 22cm やわらかタイプ
カリでこすられる快感が連続するディルドは、何もひとつだけではありません。
こちらの白い恋人も、そのなかのひとつ。
吸盤付きのディルドでありながら、やわらかタイプで、カリでコリコリとこすられるような感覚はとてもリアル。
中イキの練習にもうってつけなかたちです。
玉袋が付いていないため、ある意味扱いやすいと感じる女性も多いかと思います。玉袋付きのディルドだと、どうしても奥まで入りきらない、ということが起こってしまう場合があるからです。
初心者向けに17㎝サイズのものも展開しておりますので、サイズは自由にお選びください。
陽炎型(かげろうがた)
疑似的な射精機能のついたディルドです。玉袋を押すと、中に入れておいたローションなどがピュッピュと出るというアダルトグッズです。
こういった、疑似射精機能のあるアダルトグッズは、意外と数が少ないです。需要が一部にしかないのか、供給側が控えているのかはわかりませんが、一定の層からは大人気です。
こちらは、見た目や挿入感もさることながら、その疑似的な射精の様子もリアルです。戦艦の名前を冠しているだけはありますね。
中に出される感覚を味わいたい、という方はもちろんのこと、吸盤付きなので「自分のペースで腰を動かしたい」という方にもおすすめです。
サイズがひとまわり大きいものもありますので、ご興味を持たれたらぜひ調べてみてください。
アナルハッピー ビギナーズコルク
手のひらサイズの、かわいらしいアナル用ディルドです。
アナル用ディルドといえばエネマグラですが、エネマグラは基本的に男性の使用者を想定しています。女性は男性と違って、前立腺も会陰もありませんから、アナル用は必然的に男性用のものが多くなってしまうのです。
そんななか、こちらはかわいいクリアピンクで、素材も柔らかめ、アナルビギナーの女性にやさしいグッズになっております。
自分で挿入し、自分の手で動かす使用方法になりますが、これならきっと自分のペースもしっかり掴めるまでアナニーにふけることができますよ。
ディルドを扱うときの注意点
さて、改めて記載するようなことでもありませんが、ディルドは挿入タイプのおもちゃです。
挿入タイプである以上、ローターなどよりも扱いに関する注意点や、気を付けるべきことは多く存在します。
そのひとつひとつを見落とさないよう、しっかりチェック事項を覚えておきましょう。
衛生的であるか毎回チェックする
コンドームを被せることが使用に際する前提ではありますが、コンドームでもカバーしきれない汚れや衛生面の問題はあります。
たとえば、前回使ったときの体液の汚れのこびりつきや、保管中に付着したホコリ、コンドームのゼリーの残りなどは、洗わなければ落ちない汚れです。
衛生的であるかどうかは、使用前、毎回必ずチェックするようにしましょう。
不良・欠陥が無いかを見る
使用を始める前、購入したばかりのときに必ず見てほしい点です。
ディルドにバリなどが無いかどうか、吸盤付きのディルドであればしっかり吸盤が床などに吸着するかどうか、商品説明にあったような形状と実物に違いがないかどうか、しっかり確認しましょう。
使用を始めてしまえば、返品交換も求められなくなってしまうのがアダルトグッズです。
できるだけ未開封の状態で確認できるのが望ましいですね。
自分の膣が傷つかないものか確かめる
使用するのに問題ない状態であるかどうか、また、不良・欠陥などが無いかどうかを十分に確認出来たら、使用を開始しても問題ありません。
その、はじめての使用のときに、自分の膣に合ったサイズや形、柔らかさであるかどうかを、しっかり見極めましょう。
見極める、といっても、「怪我はしていないか」「出血はないか」を確認する程度で問題ありません。
出血がなければ、ほとんど問題なく使うことができます。出血があった場合は、「もっと膣口をほぐす」「潤滑剤を多めに使う」などの対策を取り、それでもどうしても怪我をしてしまうときには、使用をとりやめましょう。
しっかりディルドとして機能するか確認
少々不思議な字面にはなってしまいましたので、ご解説します。
粗悪品がとても少ないアダルトグッズ界隈ではありますが、その中には、稀に「アダルトグッズとして働かない」ものが混ざっている場合があります。激安店などでは比較的多いです。仕方ないですね。
ローターであれば、モーターが動かなかったり、バイブであれば、本来の動きをせずに壊れたような小刻みな振動しかしなかったり、というものです。
それらは当然、アダルトグッズとしては機能しません。
ディルドの場合、電池を使うわけではありませんが、柔らかすぎて挿入に適していなかったり、逆に硬すぎてどう頑張っても体を傷つけてしまうようなものが手元に届いてしまう可能性があります。
それらを回避するため、および万が一手元にそういったものが届いてもしっかり対策できるように、硬さや形状などをしっかりと確認しましょう。
ディルドを使ってもらうパートナー
ここまで、ディルドを自分で使って遊ぶことを想定した内容を書かせていただきました。
ここからは、ディルドを使ってくれるパートナーがいて、ひとりではなくふたり以上でディルドを使うことを想定し、そのときのパートナーはどんな相手がいるか・どんな使われ方が気持ちいか、などをご紹介していきます。
まずは、ディルドを使ってもらうパートナーについてです。
彼氏・夫
最もスタンダードで、倫理的な相手です。彼氏・夫といった固定のパートナーとのプレイは、トラブルの種になる場合が少ないので、固定のパートナーがいる方はその相手とプレイを楽しむようにしてくださいね。
セックスの一環としてディルドを使うのは、全くおかしなことではありません。引け目を感じたりする必要もありませんので、「ディルドを使ってみたい」と伝えてみましょう。新たな扉が開いて、より深い関係になれるかもしれません。
女性用風俗店
マッサージ店を謳っていることが多いようです。女性用と銘打っているだけあり、働いているスタッフ・キャストは男性がメインです。
お店ごとに、ディルドをオプションとして使えるかどうかは変わってきます。持ち寄りでも購入でも備品でも、それは変わりません。
使えるお店かどうかを、ホームページなどでしっかり確認したうえで、足を運びましょう。
ナンパをしてきた男性
良くも悪くも遊び慣れている男性たちです。誘ってきた男性に「ディルドを使ってみたい」とねだれば、ほとんどの人は快諾してくれるのではないでしょうか。
ただし、ナンパはナンパでも、ヒトカラ中に部屋に入ってきて強引に誘ってくる、ネカフェの出入り口で出待ちをしている……というような、悪質なナンパ男にはついていかないでください。悪質なナンパ男に成功体験を与えてはいけませんし、そういったたぐいの人間は、責任感が全くなく薄っぺらい誠実さしか持ち合わせていないからです。
自分の身は自分で守りましょうね。
セフレ
これは筆者の個人的意見であり、ある意味暴論ではありますが、セックスフレンドは「相手がいるオナニーができるパートナー関係」だと思っています。
セフレはそれを了承したうえで結ぶ関係なので、ディルドだろうがバイブだろうが、プレイに取り入れやすいことに変わりはありません。
お互いに気持ち良くなれればいい、というような関係性なので、割り切った関係で人付き合いができる人にとっては、セフレは最適な相手でしょう。
とはいっても、全員にセフレがいるとは限りませんよね。
セフレが欲しいと思うけど、セフレがいない方は、以下女性がセフレ募集をする流れについてまとめましたので、女性目線のセフレの作り方をご覧ください。
セフレ募集に最適なサイト
セフレ募集には、サイト選びが肝要になってきます。
粗悪な層が集まっているサイトを使ってもろくな相手に出会えませんし、だからといって有名どころなら必ずしも大丈夫、というわけでもありません。
そこで、出会い系初心者の方に向け、まずおすすめの出会い系サイトと、その理由をご紹介します。
幅の広い使い方ができる大手出会い系サイトです。個人的には、最も出会える率が高いのはこちらのサイトかな、と思っております。女性とも出会えるのは、うれしい利点ですね。
Jメール
スナック感覚で出会える相手を探せる出会い系サイトです。使い方が簡単です。さくっと探すことができるので、急に暇になったときなどにも便利です。
ハッピーメール
同じく、スナック感覚で出会える相手を探すことができる大手サイトです。大手なので、やはりさくっと相手を見つけることができ、暇なときには重宝します。
ワクワクメール
自由な風潮が特徴的な大手出会い系サイトです。他の出会い系サイトでは味わえない、ちょっと奔放的な出会いの場でもありますので、羽目を外したいときなどにおすすめ。
クリーンに、けれどしっかりと出会える大手出会い系サイトです。いやらしさが少なく、出会い系サイト初心者向けであるとも言えます。
おすすめ出会い系サイト一覧
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セフレがほしいと思っている人が多い
先述しましたが、セフレなんて結局はオナニーとオナニーを相互にしあってる関係のようなものです。つまり便利なのです。
そういった割り切りができていて、セフレが欲しいと思っている人は、少なくありません。出会い系サイトに登録しているならばなおさらです。
多い会員数の中でも、セフレがほしいと思っている人は少なくありません。割合的には大部分を占めるでしょう。
ですので、そういった人が多いところを狙うのは合理的なのです。
運営がきちんとしている
見落としがちですが、運営がきちんと運営として働いているかどうかも、セフレ探しにふさわしいかどうか判断するのに使えるポイントです。
たとえば、初めて会ったとき、非常に不快な思いをさせられたとします。
そのとき、運営に報告する機能があり、報告すればその相手を一時的にでも恒久的にでもサイトを使えないように対応してくれる……というようなサイトは、信頼できますよね。
不快な思いをさせられた、といっても、その程度は千差万別なので、そのような機能は諸刃の剣ではありますが、セフレ探しで不快な思いをさせられたときにブロックする機能のひとつもないのは話になりませんし、ほかの人の身を守るためにも、そういった機能の充実は確認しておかなければならない項目です。
上記サイトは、すべて運営が大手ながらにきちんとしているので、安心してセフレ探しをすることができます。
直感で使うことができる
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その点、上記サイトは、直感で使うことができます。
あまり考えずに、「これはこうすればいいんだな」というのがわかるので、ストレスフリー。
セフレ探しごときに、ストレスを感じていては本末転倒です。
サイト自体をストレスフリーに使うのに、上記サイトはぴったりなのです。
気持ち良いディルドの使われ方
セフレ募集にぴったりなサイトは、ご理解いただけたかな、と思います。
それでは、オナニーからは少し外れますが、気持ちの良いディルドの使われ方を見ていきましょう。
こうしてもらえばさらに気持ち良い、というようなものを挙げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
少々マニアックに感じられるかもしれませんが、すべてディルドならではなので、読み飛ばさないでいただけると幸いです。
ディルドを動かしながら乳首責め
挿入したディルドを動かしながら乳首を舐められたり、コリコリと指で転がされるように触れられると、とても気持ちが良いものです。
実際に挿入されているわけではないので、挿入しているときよりもほかの場所への責めが手厚くなります。その分、上も下もとろけそうなくらい触れてもらえる可能性が上がるので、気持ちよくなれるのです。
ディルドは、このときあまり激しく動かすよりは、ゆっくりとしたストロークを繰り返されるほうがよいでしょう。
ディルドを使ってのクリ責め
必ずしもディルドを挿入した状態でなくてもかまわないのが、ディルドを動かしながらのクリ責めです。
もちろん、挿入されていれば、挿入した状態で動かされつつクリ責めを受けられるので、ディルドに違和感を覚えていてもすぐに快感に変わります。よいことですね。
しかし、ディルドを挿入するのではなく、あえてすまたのような使い方をすることで、クリトリスとディルドがこすれて、これが、もどかしくも優しい快感になるのです・
実際にプレイに及んでいるとき、好きこのんですまたばかりを選ぶ人は少ないかと思います。なので、これはディルドならではのプレイ。
ぜひぜひ試してみてください。
ディルドを使ってオナニー鑑賞プレイ
少々マニアックにはなってしまいますが、ディルドは、吸盤付きのものならなおさら、挿入してのオナニー鑑賞プレイに適しています。
これからセックスをする、というとき、相手を視覚的に興奮させるのにぴったりなのです。
見せつけるために足を大きく開いて、自分でディルドを挿入して動かす。それをじっと見られる。
それは、たがいにとって興奮を煽る材料になります。
羞恥心やもどかしさがスパイスとして効いて、より気持ち良いセックスができるようになりますよ。
ディルドで膣をほぐして本番
ディルド自体、挿入するためには膣をほぐす必要がありますが、ディルドがすんなりと挿入できるようになってから、スムーズにピストン運動ができるか確認する・本番を想定した動きができる、という点で、この使い方はとても有用です。
ディルドで膣をよくほぐし、膣内もよく動くようにしてから本番に及ぶと、男女双方、一層の快感を得ることができるでしょう。
ディルドはペニスのハリガタですし、歴史的に見ればとても正しい使い方であるともいえます。
プレイにあたってのおすすめの方法です。ぜひ積極的に試してみてくださいね。
ディルドで女性をイかせたい男性へ
さて、長くなってしまいましたが、この項目を過ぎればついにまとめとなります。
最後に、ディルドで女性をイかせたい男性へのアドバイスをさせていただきます。
女性目線でのアドバイスですので、聞き流さず、ぜひしっかり参考にしてみていただきたいところです。
自分のペニスと比べない
いくら意識していても、ついつい比べてみてしまう方はいらっしゃるかと思います。
ですが、それは無駄というもの。ディルドはディルド、ペニスはペニスです。それぞれがそれぞれに、持ち味があるのです。
いくら比べたって、ディルドはペニスになれませんし、ペニスはディルドにはなれません。自作ディルドの型にするくらいしかできません。
意識して比べないように努め、自分にとっても相手の女性にとっても、気持ちの良いプレイができるようにしましょう。
ディルドを添え物扱いしない
ディルドを使ったプレイでは、ディルドがメインになってきます。
そのとき、ディルドを「しょせんおもちゃ」と思っておざなりに扱ってしまうと、それが女性にも伝わって、場合によってはひどい不快感を与えてしまいます。
ディルドを添え物扱いして、すぐに本番に移行したがったり、乱雑に扱ったりしないようにしてみてください。
それだけで、女性の反応も、目に見えるほど変わるかと思いますよ。
無理に動かさない
膣は意外と、否、結構傷つきやすい器官です。
充分に濡れてもいないし潤滑剤を使っているわけでもないのにぐいぐいと動かしたり、むやみに抜き差しを繰り返そうとしてはいけません。痛いのです。
乱暴に動かして女性の体を傷つけてしまうのは、双方望まないことでしょう。
ですので、けっして無理に動かそうとはせず、乱暴にせず。女性の様子を見ながら、ディルドを扱うようにしてください。
痛がっていないか気遣う
こちらも先述しましたが、膣は結構傷つきやすい、デリケートな器官です。
「濡れていれば挿入できる」などといった雑な捉え方ではいけないくらいデリケートです。そもそもそういった認識をしている人はセックスに及ぶべきではありません。
話が少々ずれてしまいました。
膣は、女性にとって非常に大切な器官です。月に一度、否応なしに子宮の掃除である月経が訪れ、膣から血液が垂れ流しになり、傷つきやすくて月経以外での出血もしやすい部分です。
そんな膣は、女性が痛がっているかどうかがすぐに判断できる器官でもあります。
女性を気持ちよくさせたいならば、痛がっていないかどうか・無理な動かし方はしていないか、と常に気を配ってあげましょう。
ディルドを使ってうまくリードできる男性は、セックスそのものもうまいです。
まずは、おもちゃの取り扱いから学んでみてください。
衛生面に気をつける
大前提です。
コンドームを被せていれば基本的に問題はありませんが、使用前に丸洗いしたり、使用後もしっかりメンテナンスをすることが大切です。
衛生面に問題があっては、女性はもちろん、ペニスを挿入した男性にも悪影響が及びます。
衛生面にはしっかり気を配って、そのうえでプレイを楽しんでくださいね。
まとめ
以上が、ディルドを気持ちよく使うためのご紹介・ご解説になります。
いかがだったでしょうか?
ディルドの扱いがよくわからなかった人も、今までなんとな~くで使っていた人も、この記事で学べたらうれしく思います。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。